\この記事ではこんなことが分かります/
- エルデンリングの世界でナゼ王都竜信仰が生まれたのか?
- 3体の竜の関係性とそこから生まれた祈祷について
- さらに愛着を持って竜祈祷を使うことが出来るようになります
これらの考察は筆者が断片的情報を元に推測したものです。公式なゲーム設定とは異なる場合もございますのでご了承ください
王都古竜信仰とは
エルデンリングの世界ではかつて竜と人間の間に交流がありました
そのきっかけとなったのがデミゴッドの1人であった「黄金のゴッドウィン」だと思われます
黄金のゴッドウィンがかつて「古竜フォルサクス」に打ち勝ったことがきっかけで、人々と竜の歴史が始まったと思われます
フォルサクスとゴッドウィンの間で、関係が築かれたことにより「古竜ランサクス」も人間に興味を持ったのではないでしょう
フォルサクスとゴッドウィン、人々とランサクスどちらの出会いが先かはわかりません
しかしここから古竜信仰の祈祷はそれぞれの竜を起点に流派のようなものが分岐していきます
古竜ランサクスが広めた一般的な竜祈祷
まず竜信仰を語るには、3つの竜が鍵です
- 古竜ランサクス
- 死竜フォルサクス
- 竜王プラキドサクス
それぞれの竜がきっかけで竜祈祷が生まれています
古竜ランサクスと人々の関係
古竜ランサクスは人々友好的な竜だと判明しています
ランサクスは人の姿に化けて、古竜信仰の司祭として騎士たちと交わりを持っていました
そのためエルデンリングの世界中に、ランサクスが普及させた王都古竜信仰に基づいた祈祷を使う騎士がいます
円卓の騎士ヴァイクとの関係性は特に親しいものだったとわかります
ヴァイクはランサクスにとって最も愛しい騎士でした
そのため、ヴァイクは戦闘でも竜祈祷を多用して戦います
古竜ランサクスと死竜フォルサクスの関係性
この2体の竜は血縁であることがフレーバーテキストから明らかになっています
死竜フォルサクスの性別について触れているものがないため、弟なのか妹なのかまではわかりません
それぞれの竜が赤い雷を帯びた祈祷を使っていることからも、近しい関係であることが分かります
死竜フォルサクスから派生した祈祷の考察
死竜フォルサクスの祈祷は、冒頭でも簡単に記述したゴッドウィンとの関係性から生まれていると考えられます
デミゴッドの1人であった黄金のゴッドウィンは、同じデミゴッドだった月の女王ラニにより殺害されます
ラニは「死のルーン」の力を使いゴッドウィンを殺害しようとしますが、呪いの力は自分にも跳ね返り結果的に肉体的な死に至ります
黄金のゴッドウィンは、魂の死を迎えました
死のルーンはこの時点で2つにわかれてしまったのです
この話がどうして死竜フォルサクスにつながるのかというと、黄金のゴッドウィンは魂の死を迎えたが肉体は死んでいなかったためです
端的に言うとフォルサクスは友であるゴッドウィンのために、死のルーンの呪いと戦い続けていたのです
それは深き根の底にいる指読みの婆にしゃべりかけると、ゴッドウィンの状態が分かります
うう、うううう…ゴッドウィン様
坊ちゃまは死ぬべきでした
黄金の貴公子が、死に生きるなどと
そんな、醜いことがあるでしょうか うう、うううう…
”肉体は生きているが魂は死んだ状態”が「死に生きるもの」と同義だと思われます
死の根のこの場所でフィアイベントの最後に記憶に触れると、死竜フォルサクスと戦闘になります
これはフィアを経由して、肉体的には死んでいるゴッドウィンの記憶に侵入したと考えてよいかと思います
死竜フォルサクスの追憶のフレーバーテキストには「死の呪いからゴッドウィンを守っていること」がうかがえます
フォルサクスを倒すことでもはや死人とも言えるゴッドウィンの重荷からも解放したのですね
フォルサクスに関するオリジナルの祈祷は、ゴッドウィンのみが使っており一般には普及していないものとなります
フォルサクスもランサクスと共に、一般の人々への布教活動を行っていたかは残念ながらわかりません
一般には普及しなかった”知られざる王都古竜信仰”
崩れ行くファルムアズラの獣人たちが使用するのが、この流派の祈祷になります
この祈祷は竜王プラキドサクスが用いており、プラキドサクスは黄金律が王となる前の前王に当たる存在でした
ファルムアズラという地形の特殊性や、時のはざまという設定からこれらの祈祷は一般には普及しなかったのではないかと考察します
このファルムアズラについては、多くが謎に包まれており気になることがたくさんあります
まとめ
今回は祈祷を起点に竜たちの物語などもまとめてみました
このようにいろいろな楽しみ方で考察できるのもエルデンリングの設定の深さがゆえにですね