この記事は早期アクセスが始まったワイルドハーツのストーリーのラスボスを倒した筆者が、ストーリー上のネタバレなしでプレイを楽しみに待っている方、購入を迷っている方向けに書き上げていきます
\この記事ではこんなことが分かります/
最も気にされている“新規IP故のボリューム不足感”はどうだったか?➡結論:全く心配ない
結論から言うと値段以上のボリュームに感じるため、ほぼすべてのユーザーにとってボリュームは満足できそう
最短コースで攻略を意識してプレイ時間30時間
今回のストーリークリアプレイでは、最短を意識してストーリーに絡まない新規の獣や魅力的な探索要素はほぼすべて放置して進めていきました
普通にプレイするなら80~100時間以上余裕で遊べる大容量に驚き
「私たちの様にWikiを更新したいからとにかく早く攻略したい!」みたいな特殊な事情がない限り、普通にプレイしていたら下記のリストくらいストーリーまででも時間がかかりそうと感じました
私たちの感覚ではストーリークリア時点までで、かなりボリュームがあると感じました。下記はストーリークリアまでに遊べそうな時間の目安です
- ストーリーのみに注力したら、30時間ほど
- 出現した獣全てを狩りつつ、順調に進めば80時間以上
- 探索を存分に楽しみ獣の狩っていく場合は150時間以上遊べそう
またストーリークリア後にも追加のコンテンツが豊富にあるため実際は更にボリュームが多く感じられそうです
探索要素や自分だけの効率的な狩場を作成する要素がかなり豊富で面白い
ゲームの進捗度は人によってさまざまだと思いますが、寄り道して探索する要素が好きな方はかなりゆっくり楽しんでいけそうです
舞台となるあづまの国には、様々な自然生物が生息しておりどれもクオリティがとても高い。獣にしゃがんで近づけば「撫でる」ことが出来てそれだけでも癒されます
また「護符」と呼ばれる強化素材の要素があり(モンハンで言う所の装飾品)、それらがフィールド内に隠されているので自身の狩りに役立つ護符を見つけた際の喜びもあります
また龍脈からくりを駆使することで自分だけの狩場を実現できます。マップのほぼどこでも登ることが出来るため、山を越え、野を越えという意外なショートカットルートを開拓していけそうです
エンドコンテンツとして用意されている“澱みし獣たち”
ストーリークリアをした後にエンドコンテンツとして“澱みし獣たち”という通常の獣よりも超絶強化された獣を狩るというストーリーイベントが用意されていました
今回私たちは全てのコンテンツをクリアしてからレビューを上げようと思いましたが、あまりにも敵が多かったので一旦ストーリーまでで諦めるほどです笑
モンスターハンターシリーズをプレイされている方だと、モンスターハンターサンブレイクで登場した「怪異化モンスター」のようなカテゴリがリリース時点で用意されているというイメージが分かり易いと思います
からくり要素は実際のところどうなの? ➡ 非常にユニークで面白い。武器と組み合わせることで今までのゲームにはない動きを再現可能
からくり要素は、世界観や戦闘の面白さをかなり上げてくれていると感じました。理由は複数あり下記のような部分が面白かったです
- からくりを組み合わせて鈍重な武器種でも軽やかに攻撃できる点
- 獣ごとに特定のからくりがカウンターパートになるような構成で、からくりヒット時の恩恵が爽快で気持ちがいい点
- からくりがあるからアクションが苦手でも多大に狩りに貢献可能な点
まずは代表的な3つについて触れていきます
からくりを組み合わせて鈍重な武器種でも軽やかに攻撃できる点
ワイルドハーツには全部で8種類の武器が用意されているのですが、その中に威力は高いが攻撃速度が他の武器と比べて緩慢な槌や野太刀などがあります
この2武器もからくりを組み合わせることで通常コンボ以外の攻撃起点を作り出すことができて、想像以上に軽やかに立ち回れました
獣に刺さるからくりを閃く演出がかっこいい&効果が絶大
獣との戦闘で「ピチョン……」という水滴の音と共に世界がゆっくりになり、主人公が新たなからくりを習得することがあります
このからくり覚醒シーンがまずかっこいいです笑
そして特定のからくりを獣にしっかりと刺せたときのダウンなどの恩恵がかなり美味しいです
既に公開されている範囲ですと、ヤマウガチという山を食べてしまいそうなほどに大きいイノシシの獣の突進を壁で防げると「あり得ないほどの巨体が超絶ぶっ飛ばされる」という爽快現象が起きます
ヤマウガチ以外にも魅力的な他のモンスターが気になる方はこちらから
獣の攻撃行動を見て「あ、あのからくりを展開したい!」と思うのですがからくりを瞬時に作り出すためにはある程度の慣れが必要だと感じました
操作が少し複雑な瞬間があるため、そこは人によってもう少しシンプルに狩りを楽しみたいという感想もあるかもしれないと感じました
ただ覚えてドンピシャのタイミングでからくりを展開できたときに得られる恩恵がすさまじく、また爽快感があって癖になるので筆者は非常に楽しんでおります
からくりにお金や特定の調合素材がかからない
からくりの建材を集める方法は、3つありますがいずれもお金や素材などの物資消費がありません
- 獣に攻撃を与えると少しづつ獲得
- フィールドにある木や岩などの自然物から入手
- 「つくも」というソロプレイ時に随伴するお助けからくりがばらまいてくれて入手
この要素により戦闘自体が苦手でも、罠を張ったり攻撃に特化したからくりを作ったり、回復するためのからくりを作ったりと多様な貢献方法が出来ます
ハンティングゲームをWILD HEARTSから始める方にもとっつき易い要素になると感じました
ネットの声「ぶっちゃけモンハンでしょ?」➡比較して何が違うか考える
結局のところ多くのユーザーが気になる要素についてもまとめていきます。結論から書きますと、ハンティングゲームの巨匠である「モンスターハンターシリーズ」と十分にすみ分けられていると感じました
優劣をつけるためではなく、ハンティングゲームの多くのユーザーがモンスターハンターシリーズを経由しているため伝わりやすいという点でまとめています。ただどちらの作品も優れているので優劣をつけるわけではないということをご理解ください
モンスターハンターシリーズとワイルドハーツで違う点
テーブルで整理し、説明が必要なものを詳細に記述していきます
要素 | モンスターハンターサンブレイク | ワイルドハーツ |
クエスト失敗の条件 | 3回の死亡時 | 3回の死亡時 |
特定の討伐対象との戦闘におけるダウン | ダウンしたら即座に死亡と判定され、クエスト失敗条件に数えられる | ダウンしても蘇生という概念あり。蘇生成功時にはクエスト失敗条件に反映されない |
討伐対象を追いかける方法 | 発見すればマップ上に表記。未発見でも?で表記 | 敵をサーチするからくりを建てることで発見が容易に。マップが複雑なため「獣狩りの眼」という追跡用の要素有り |
武器や防具の鍛錬 | クエストの合間に拠点となる街で実施 | からくりが作成できれば探索フィールドや街のどこでも鍛錬が可能 |
狩猟アイテム | 落とし穴などを調合で作成。狩猟アイテムの準備にも素材が必要 | からくりを使い鎖罠(落とし穴)、銛撃ち(獣に刺さり動きを止める)などを作成可能。基礎からくりをセットし建材コストがあれば無制限に利用可能 |
食事要素 | 拠点で調理された料理を食べる。効果発生はデフォルトでランダムだが、アイテムにより発動確率をあげることが可能 | フィールドで入手した素材自体にバフがあり、満腹になるまで目的に応じて食材を食べバフを積むことが出来る |
防具の強化概念 | あり。強化専用アイテムとお金を使い進める | 強化の概念はなし。ただし活人流と獣道流の2つに作成した防具をモデルチェンジが可能 |
ゲーム内通貨 | 後半は不足するため金策のために鉱石周回をする必要あり | 獣討伐時に換金専用アイテムが入手でき、お金には困らなかった |
マルチプレイ最大人数 | 4人 | 3人 |
クロスプレイについて | 基本的に他機種とのクロスプレイはできない | PC・PS5・XBOX X|S間でクロスプレイ可能 |
出現する敵数 | 100種類以上 | リリース時点で20種類以上。アプデで追加 |
アクション要素 | 翔蟲によるアクションが可能。最大3つまでのゲージを使用し、回避や攻撃につなげることが可能 | からくりにより回避・攻撃・罠の要素を満たしている。 |
クエストの形式 | 街からクエストを受付嬢から発注して出発する | どこでも「獣狩の焚火」をからくりで作成することで受注が可能。またフィールド内に存在する「異夢の門」が開いている際には、そこからアクセスすることで簡単に他者の依頼に参加が可能 |
エンドコンテンツについて | ・マスターランク上限を解放して999を目指す ・全てのEXクエストをクリア ・傀異討究クエを周回し傀異錬成で装備強化 ・盟勇クエストを全て達成 ・マカ錬金で護石の厳選 ・勲章をコンプする ・置物と掛け軸をコンプ ・闘技大会への挑戦 ・環境生物を全て撮影 ・モンスターの金冠集め ・最強装備の厳選 ・偉烈バッジの収集 | ・澱みし獣の獣伐 ・澱み深き獣の獣伐 ・護符の厳選 ・書物の回収 ・つくもの回収 ・最強装備の厳選 ・トロフィーの収集 ・サブの狩猟依頼を全て達成 ・ストーリー進行と関係のない狩猟依頼の達成 ・8種類の武器の熟練度上げ ・からくりレベルの上昇 |