このブログでは「ゲーム系のYouTube」を始めたいと思う方向けにタイプ別でおすすめのスタイルを提案していきます
今回の記事ではこんなことがわかります
- 自分に向いているゲームYouTubeのタイプ
- どんな種類のゲームYouTubeがあるのか
- 始めにどんなハードルがあるのか
ゲーム系YouTube 4つの種類
まずはどんなスタイルがあるかを把握していきましょう
さまざまなタイプの配信者がいますが、大きく分けて4つのスタイルがあります
- 実況
- 参加型
- 解説
- 検証
この中から大枠として、見るのが好きなジャンルや、やってみたい!と思うジャンルに挑戦してみましょう
それぞれのスタイルのメリットとデメリットについても簡単に整理していきます
ゲーム実況のやり方&メリデメ
ゲーム実況とは、どんなスタイルなのかを簡単に理解していきましょう
ゲーム実況の特徴は以下が挙げられます
- ゲームをプレイすることが中心
- ゲームの魅力よりも「ゲームをプレイする魅力」を伝える
- プレイ時のリアクションが印象的 例)大きな声・イケボ
- 配信スタイルが「ライブ」か「動画」
ゲームのYouTube黎明期に活動をスタートさせている方々は、このスタイルに落ち着いている方が多いです
代表的な実況者として、キヨ。氏・兄者弟者氏・ポッキー氏などがいます
また著名人がサブチャンネルなどで挑戦していることが多いのも、「実況スタイル」になります
ゲーム実況のメリット&デメリット
ざっくりとゲーム実況についての理解が深まったところで、メリット&デメリットを整理していきます
あくまでこれからゲームを通して活動を行う方向けの指針になります
これらの条件に関わらず、筆者はあくまで「自分のやりたいスタイル」を選択することがおすすめです
ゲーム実況のメリット
- 始めるのが容易である
- ライブでの活動中心なら「編集ソフト」が不要
- 機材などを比較的そろえやすい
ゲーム実況は「ゲームをプレイしていること」が重要なので、既にゲームを始めている方からすれば参入障壁が非常に低いです
またライブ配信に関しても、基本的には最低限マイク付きイヤホン&パソコンがあれば活動出来ます
そのため他のスタイルと比べると、「編集ソフト」などが不要となり初期コストをおさえられます
「とにかく始めやすく、いつものゲームを楽しむ精神で始められること」が最大のメリットでしょう
ゲーム実況のデメリット
- ゲーム系コンテンツの中で最も過酷な生存環境
- “観てもらえる”までの究極の孤独
- 顔出しの方が伸びるがリスクも
デメリットは➀が特に強く影響します
メリットであった「参入が簡単」ということは、それだけ多くの方がまずは『ゲーム実況!』という形で始めるのです
そして所謂新作のビックタイトルは、当然有名な配信者の方も配信します
ということで、ゲーム実況から活動を始めると言うことは、赤ん坊が猛獣ひしめくジャングルの中で生き抜き、自らの領土を確立するような過酷さになります
②の孤独についても触れておきます
YouTubeは基本的に「良いコンテンツや気になるコンテンツであれば、クリックされて伸びる」という仕組みになります
一番始めにユーザーから「クリックしてみよう」と思って貰えるハードルを知名度がない状態で越えるのが、かなり難しいです
すると、配信総数を何百回と重ねても再生回数が全く伸びないという状態が続いてします
このような悪循環に陥ることがあると覚えておきましょう
参加型ゲームのやり方&メリデメ
参加型ゲーム配信者の需要は強くなっています
ゲーム仲間を探すときに、自分と共通の話題が1つでもある場合は話しやすいですよね
「共通のYouTuberを知っている」ことで更に親密になりやすいんです
ゲーム参加型実況者のメリット&デメリット
メリットとデメリットを整理していきます
ゲーム参加型実況のメリット
- コミュニティを作りやすくなる
- 少数だが自分に興味を持ってくれる視聴者を獲得しやすい
- プレイの腕前に関係なくユーザーを呼び込める
参加型実況のメリットはとにかく「コミュニティの創出」にあります
コミュニティ…居住地域を同じくし、利害をともにする共同社会。町村・都市・地方など、生産・自治・風俗・習慣などで深い結びつきをもつ共同体。地域社会。(Weblio辞書より引用)
参加型でともにプレイすることにより、実況者に親近感がわきやすくなる
そのため、実況動画や普段の実況配信も見に行こうと考える
このように考えて、ファンになってくれる人が徐々に増えていきます
それではデメリットとは何なのでしょうか?
ゲーム参加型実況のデメリット
- 配信頻度や時間帯など参加者の要望に応えすぎるとパンクしてしまう
- ファン獲得が本当に少数単位となる
- ファンとの距離が測りづらく「主の活動」に影響が出てくる恐れ
大きく3つのデメリットがあげられるでしょう
参加者を増やすこと=チャンネルの拡大や自分の認知獲得に結び付くため、プレッシャーを感じてしまうことがあります
またほとんどのゲームでは参加できる人数に、限界があります
参加型のチャンネルでは「順番待ち」という状態が発生することがあります
これが発生してしまうと、プレイに集中できずゲームを楽しめないし、順番を整理しておかなきゃいけないしと悪循環に陥ります
そして、3つ目に書いているファンとの距離感もなかなか初心者には難しいものがあります
よかれと思って「○○な配信がいいのでは?」などコアなファンの方は提案をくれたりします
しかし、それらの助言が重なると自分のスタイルや本来やりたかったことを見失っていく可能性があるのです
ゲーム解説のやり方&メリデメ
続きましてゲーム解説のやり方とメリットデメリットについて解説していきます
ゲームの解説といってもかなり多岐にわたります
- ボスごとの立ち回りを中心に解説
- ストーリーなどを中心に解説
- アイテムの取得方法などを解説
このような形で解説といっても、多様なスタイルがあります
ゲーム解説のメリット&デメリット
ゲーム解説のメリット
- 再生回数が伸びやすい
- 解説できる対象が多く自分の得意なジャンルで勝負が可能
ゲーム解説は他のゲーム実況ジャンルと比べると再生回数が伸びやすいです
理由としては、アイテムの取得方法は早く出せればそれほど伸びます
ボスの立ち回りやFPSでの立ち回りは、”上昇志向があるユーザー”に消化されやすいです
それぞれのコンテンツを消化するユーザーが一定数存在するためです
そのため、自分の得意なジャンルで解説できるものを見つけて、コンテンツを重ねていけると非常にいいと思います
ゲーム解説のデメリット
- やり込みが遅いと最前線の解説勢にほとんどの需要を取られてしまう
- 新作などは競争率が高く、初めに流れをつかめるかで勝負が決まってしまう
- 個人にファンがつくわけではない
ゲーム解説の最大のデメリットは、個人にファンが付きにくいことでしょう
ライブ配信なども再生回数が稼ぎにくくなってしまいますし、実況動画なども基本的には伸びません
ユーザーにとってひたすら有益な情報を出し、再生回数を稼ぎつつげることを目標にしているならばピッタリのスタイルです
しかし、事故の承認欲求を満たし、ゲームの腕前を褒められたいなどが目標であればあまり適したスタイルではありません
ゲーム検証のやり方&メリデメ
ゲームの検証系についてのやり方&メリットデメリットを解説していきます
ゲームの検証系に必要な要素は、とにかく人と違うプレイスタイルで面白いと感じてもらえる結果を目指すことです
その結果までの過程をコミカルかつ、個性的に描くことでファンも獲得できます
ゲーム検証のメリット&デメリット
ゲームの検証系は正直に書くと、当たり外れが非常に多いです
理由としては、その検証のほとんどが攻略要素などにはあまり役立たないことが多いからです
そのため、企画の善し悪しに如実に視聴結果が左右されます
ゲーム検証のメリット
- 当たればホームランを打てる
- コンテンツを作る過程で個性を出せる
検証系は先ほどから書いているように、あくまで寄り道要素が強いです
そのため、ゲームタイトルを1度はやっている人ならば誰でも見たくなる可能性があります
その結果を知らないから見てみよう、自分も思っていたけど結果はどうなんだろう、など様々な視聴動機を生みやすいコンテンツです
1度でもヒットさせれば、それがホームランまで伸びていく可能性のあるジャンルなのです
また、コンテンツを作る過程で「自分のらしさ」を出しやすいというのも魅力です
検証結果が出るまでにかなりの時間を要することがほとんどですので、それらの準備をしている段階で自分の個性を出しやすいんですね
難ありな道のりを進んでいく様に、視聴者が共感してくれたり、面白いと感じてくれたりする可能性があります
ゲーム検証系のデメリット
- 思いつくのが難しい
- 一定の編集技術がいる
とにかくゲームの検証系は、「○○したらどうなんだろう?」という仮説型の志向が大切です
そのため、普通にプレイしている人ではなかなか思いつきません
ゲームの抜け道を探したり、ゲームでは説明されていない仕様を探したりするのは大変です
そして、検証の過程を魅せるためには一定の編集技術が必要になります
テンポのいい映像をつないだり、SE(効果音)を入れたり、素敵なBGMを付けてみたりなどですね
まとめ
自分にあったスタイルのゲーム活動が見つかると更に楽しく活動できると思います
是非この記事も参考にしながら自分に合った、スタイルを見つけてみて下さい