こんにちは。
りんれんゲームチャンネルの弟のれんです。
11月のアップデートによって、金の亡者がナーフされ、金策対策が厳しくなりました。
そこで今回は、それぞれのカードについて、カード効果を確かめたり、ベテランの復活を10回ずつ周ったりして、検証した結果と共に、どのカードを選択するべきかを調査したので、解説していきます。
そもそも各レベルで拾える銅貨の数は?
結論から言うと、トレジャードアを除いた全ての銅貨を拾った場合、1レベルで平均600銅貨、範囲は450~750枚分の銅貨が手に入ります。
実験方法と結果
ベテランのACT1.1-1「復活」をソロで10回分まわして測定しました。
銅貨スカベンジャーで銅貨の位置を全て覚えてから、カードなしで周回したので、拾い漏れはほとんどないと思われます。
トレジャードアの銅貨は拾わずに検証しました。
レベルクリア時にもらえる銅貨
B4Bでは、始めに退廃カードとして色々なサブ目標が与えられます。
このサブ目標を達成すると銅貨を追加で500枚獲得できます。
また、レベルクリア時の生存者の人数に応じて、50枚×生存者数の銅貨ももらえます。
カード効果とカードによって増える銅貨数
金策対策のカードには7枚のカードが存在します。
この章では、それぞれのカードについて効果と銅貨の増加量を解説していきます。
賞金稼ぎ
このカードは記述通り、特殊リドゥンを倒す度に10枚の銅貨が手に入ります。
順調にレベルを進めれば、各レベルでの特殊リドゥンの討伐数は10体前後であるため、レベル毎に期待できる銅貨の増加量は100枚ほどであると考えられます。
ただナイトメアでは特殊リドゥンのホードが退廃カードでよく選択されるため、増加量が上振れしていく可能性があります。
銅貨のドロップ量という上限とは関係のない要素で銅貨を獲得できる貴重なカードであるため、火力を積んで探索メインで進んでいくパーティーでプレイできる場合は選択可能性も高くなります。
またこのカードの最もいいところは「特殊リドゥンが出たことを少し喜べるようになること」です。”1体で10銅貨”という要素が付くだけでもくせ者の特殊リドゥンを倒すのが楽しくなります。
複利硬貨
これは、セーフルームにゴールした際に銅貨が増加するのではなく、始めのセーフルームの際に銅貨が10%増加します。
1000枚以上の銅貨を所持した状態で次の面に行けば、100枚以上の銅貨の増加を見込めます。
富の共有
このカードは記述通り、各レベル開始時に全チームメイトが銅貨を100枚獲得することができます。
4人ともプレイヤーであれば、400枚の増加が見込めるため、金策対策として効果的なカードです。
危険手当
このカードは、各レベル開始時に自分だけが銅貨を250枚獲得することができるカードです。
個人にしか効果を発揮しませんが、個人に対する金策対策としては効果的です。
幸福の銅貨
このカードは記述通り、銅貨を拾った時に35%の確率で、拾った銅貨の35%を獲得します。
銅貨の増加分は自分にしか適用されず、仲間の銅貨を増やすことにはつながりません。
B4Bでは、落ちている銅貨が25,50,100枚の3種類だけなのですが、これが確率で、33,67,135枚になります。
1レベルで拾える銅貨の数は600枚程度なので、計算的には73.5枚程増えることが予想できます。
$$600 \times 0.35 \times 0.35 = 73.5 $$
73.5枚であれば、他のカードと比べても、効果が低いため、採用するメリットは薄いです。
しかし、B4Bでは思わぬバグがあったりするため、周回し、一応検証してきました。
周回実験の結果
実験結果では、\(618.8 – 600 = 18.8\)枚と計算した73.5枚よりも低い値となりました。
よって、幸福の銅貨は金策特化デッキの後半の方に積まれる可能性がある程度の価値であると考えます。
金の亡者
このカードは、2021年11月のアップグレードでナーフされ、金策効率は落ちたものの未だによく使われています。
このカードの日本語訳は少し変で、正しい効果は、
自分やチームメイトが銅貨を入手するたびに、自分だけ追加で銅貨を獲得できる。追加で獲得できる銅貨の数は3,6,9,12…と銅貨を獲得するたびに3枚ずつ上がっていくが、追加銅貨の最大値は75枚である。
といった感じの効果で、25回銅貨を拾うことができれば、それ以降の銅貨取得時には、75枚の銅貨を追加で得続けることができます。
なお、金の亡者は幸福の銅貨と同じく、 追加分の銅貨の増量は自分にしか適用されず、仲間の銅貨を増やすことにはつながりません。
例えば、銅貨を
25枚、50枚、50枚、25枚、100枚
と順に拾っていったとき、それぞれの銅貨に追加銅貨の数も足されて、
28枚、56枚、59枚、37枚、115枚
のように取得銅貨の数が表示されます。
周回実験の結果
実験結果から、金の亡者を持った状態で全ての銅貨を拾うと、銅貨は約400枚増えていることがわかりました。
ここで、銅貨を平均何回拾えていたかを拾えていた回数をnとして考えると
$$
3 + 6 + 9 + … + 3n = 400 \\
3n^2 + 3n – 800 = 0 \\
n \simeq 15.84
$$
より、15,16回程度拾っていることがわかります。
ここで、さらに考えたいのが、今回の実験ではトレジャードアを開けていないことです。
トレジャードアには3つの山積みの銅貨が落ちていることが多いため、その3つ分を拾うだけで、約150枚ほどさらに追加銅貨が獲得できます。
金の亡者を入れる場合には、ツールキットを忘れずに持つことをおすすめします。
金の亡者は、個人にしか効果がないとはいえ、ナーフされた現状でも最高率の金策カードと言えます。
銅貨スカベンジャー
このカードは、山積みの銅貨の出現率が上がると共に、付近にある銅貨が青く光って透けて見えるようになります。
落ちている銅貨の数自体が増えるため、仲間の銅貨を増やすことにも貢献できます。
「出現率が上がるって、結局銅貨何枚分増えるの?」は、全員が思っている疑問だと思うので、検証しました。
周回実験の結果
実験結果から、銅貨スカベンジャーを持っていると落ちている銅貨が約100枚増えることがわかりした。
10回の実験で、銅貨数の上振れはありましたが、下振れはなく、安定して600枚以上の銅貨を拾うことができていました。
銅貨なしでは、少ないときは450枚しか拾えないときもあったため、銅貨スカベンジャーを所持していると、拾える銅貨が少なすぎるという事故を減らすことができそうです。
マルチで銅貨スカベンジャーを2枚積んで周回実験した結果
実験結果から、銅貨スカベンジャーを2枚積むと、落ちている銅貨が約190枚増えることがわかります。
よって、銅貨スカベンジャーは重複することがわかりました。
銅貨スカベンジャーの結論
銅貨スカベンジャーは1枚積んでいるだけで、100枚程度(マルチ4人なら、400枚)の銅貨増量が見込まるため、金策対策として、有効なカードであるといえます。
特に、自分や他の人が「金の亡者」を積んでいるときには、より効果が高まると考えられます。
結局、どのカードを入れればいいの?
最後に、状況別にどのカードを入れればいいのかざっくりまとめます。
プレイヤー数 | 銅貨 | おすすめカードと優先順位 | 備考 |
1人 | 全て拾う | 1. 金の亡者 2. 危険手当 | ツールキット携帯を推奨 2枚の場合でも金の亡者と危険手当 3枚目に銅貨スカベンジャーが検討の余地あり |
1人 | ほとんど拾わない | 危険手当 | |
2人 | 全て拾う | 1. 金の亡者 2. 危険手当 | 2人とも1枚ずつ入れる場合は、金の亡者×2 |
2人 | ほとんど拾わない | 危険手当 | 2枚目に富の共有はあり |
3人 | 全て拾う | 1. 金の亡者 2. 銅貨スカベンジャー | チームで2枚の金策カードを積む場合、金の亡者×2より金の亡者+銅貨スカベンジャーの方が高効率 |
3人 | ほとんど拾わない | 富の共有 | |
4人 | 全て拾う | 1. 金の亡者 2. 銅貨スカベンジャー 3. 富の共有 | チームで2枚の金策カードは2つ上と同じ チームで3枚の場合は、金の亡者×2+銅貨スカベンジャーが最高率 複利硬貨は検討余地ありだが、4人で4000銅貨以上で初めて、富の共有より効率が高くなる |
4人 | ほとんど拾わない | 富の共有 |
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事が、皆様のデッキ構築の上で参考になれば幸いです。
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